20101018

Archiduino Project - vol.11

建築系におけるArduino利用計画としての「Archiduino Project」。

今回も自分の備忘録的な内容ですが、私が普段よく利用しているセンサ類の一覧と、参考にさせてもらっているウェブサイトのご紹介です。まずはセンサ機器について。

★温度/温湿度センサ
・Sensirion 1チップ温度・湿度センサ(SHT-11):3,000円とちょっと高いが、実装は比較的簡単。デジタルI/O pinに接続。
・National Semiconductor 高精度IC温度センサ LM60BIZ:マイナス側の温度まで測れる。100円で安く、実装も簡単。
・National Semiconductor 高精度IC温度センサ LM35DZ:上記とほぼ同様。こちらも非常にお安い。

★照度センサ
・浜松ホトニクス フォトICダイオードS9648-100:1,000lx程度、つまり照明下の屋内程度まで計測可能。

★距離センサ
・Sharp 測距モジュール GP2Y0A21YK:80センチまでの短距離型。秋月だと400円だけど、千石で売っている浅草ギ研のものはやけに高かった気がする。
・Sharp 測距モジュール GP2Y0A02YK:150センチまでの中距離型。
・Sharp 測距モジュール GP2Y0A710K:100-550センチまでの長距離型。ちょっと値段が張る。

★電流センサ
・galileo7 Wattmeter Shield:現在販売中止中(?)。クランプ型の電流センサで電力の簡易計測。
・秋月電子 ブリッジダイオードDIP型 DF06M:ブリッジダイオード。7個入り100円。
・U-RD 超小型クランプ式交流電流センサ(φ10/80Arms):電流センサ。1つ1,500円くらいと言うのはちょっとお高いな。
・秋月電子 電解コンデンサ 220uF 25V:20円。

★風向・風速・雨量センサ
・Sparkfun Weather Meters:ちょっと大きいですが、風向・風速・雨量センサとして安価に入手できます。70ドルくらいですが、関税や送料などいろいろかかって1万円弱くらいになります。ストロベリーリナックスで7,350円で販売しています。

★無線通信(XBeeチップ)
・Digi XBee無線モジュール・チップアンテナ型:もっとも標準的なXBeeチップ。2,730円。
・Digi XBee無線モジュール・ワイヤアンテナ型:ワイヤアンテナ付きのXBeeチップ。2,840円。ワイヤアンテナの意味があまりよくわからない。
・Digi XBee Pro無線モジュール・チップアンテナ型:長距離を飛ばすならこちら。4,200円とちょっとお高い。

★圧電スピーカ
・秋月電子 圧電スピーカー(圧電サウンダ)SPT08:エラー報知用のブザーとして。もっと小型のものもありますが。

続いて、Arduinoの自作基盤製作に必要な部品などについて。

★Archiduino自作基板用部品
・秋月電子 低損失三端子レギュレーター5V500mA TA48M05F:AC電源からの入力電圧の調整に必要。5Vを出力。100円。
・秋月電子 低損失三端子レギュレーター3.3V500mA TA48M033F:上記で得られた5Vを更に3.3Vに変換。XBeeチップの作動に使用する。100円。
・秋月電子 水晶発振子 16MHz:16MHzの発振に必要。10個入り500円。
・秋月電子 絶縁型ラジアルリードタイプ積層セラミックコンデンサー 0.1μF 50V:主にバイパスコンデンサとして使用。10個入り100円。
・ATMEL AVRマイコン ATmega328P-PU:Arduinoの心臓部。250円。
・Digiインターナショナル XBeeチップ:出力の弱いもの(短距離型)と強いもの(長距離型)とがあるため、設置状況に応じて選ぶこと。2,730円~
・スイッチサイエンス XBeeピッチ変換基板とソケットのセット:2mmピッチのXBeeチップを2.54mmピッチに変換するためのゲタ。1セット500円というのはちょっと足元を見られている気がするが・・・
・秋月電子 カーボン抵抗(1/4W 4.7Ω):抵抗。100本100円。
・秋月電子 スイッチングACアダプター9V1.3A 内径2.1mm NP-12-US0913:Arduinoの電源として。750円はちょっと高いなぁ。
・秋月電子 2.1mm 標準DCジャック 内径2.1mm 外径5.5mm:ACアダプタから電源を受けるためのDCジャック。4個入り250円。
・秋月電子 ピンソケット(1×14pin):アナログ/デジタルの入出力端子用。50円×2点。
・秋月電子 ブレッドボード EIC-801:一番小さいというわけではないけれど、これで「Archiduino」のほぼ最小構成が可能。250円。
・秋月電子 両面ガラスユニバーサル基板:2.54ミリピッチのユニバーサル基板。60円。

上記の部品を使いながらひとそろいのArchiduino自作基盤を作成しようとすると、ブレッドボード(250円)+3端子レギュレータ2種類(200円)+発振子(100円)+ATmega328p(250円)+抵抗(100円)+セラミックコンデンサ(100円)+ACアダプタ(750円)+DCジャック(250円)+XBeeチップ(2,730円)+XBee変換基板(500円)≒5,000円といったところか。XBee関係を積むと飛躍的に高くなる。ACアダプタ、XBee関係を抜くとちょうど1,000円。10個単位で作ろうとすると、1個あたり約800円。まだちょっと値が張るな。

お次は部品・センサ類の販売店ウェブサイト。

★国内
秋月電子
千石電商
スイッチサイエンス
galileo7
ストロベリーリナックス

★海外
Adafruit Industries
Seeed Studio Depot
Liquid Ware
SparkFun

最後に、参考にさせてもらっているブログなど。敬称略。

建築農業工作ゼミ
建築発明工作ゼミ
なんでも作っちゃう、かも。

随時加筆していきます。