20110322

東京電力エリア内電力使用状況

東京電力が今日から電力使用量の公開を始めたので、早速これをPachubeにアップするスクリプトを書いてみた。公開されているのはグラフのGifイメージなので、画像解析っぽいことをやる必要があった。以下はPachubeによるZoom Graphである。


フィードはこちら

例によって取得したデータからeeml形式のファイルを作成してこれをPachubeに読み込ませる方法をとった。私のアカウントでは、Pachubeは3ヶ月しかログを保存してくれないので、ローカルにもログを残すことにしている。東電は1時間おきのデータしか公開してくれないので解像度は粗いが、前年・前日データも一緒に公開してくれているので、それはそれでありがたい。

フィードにアップされるデータはCSVやJSON、あるいはXML形式で共有されるので、他のサービスやGadgetなどと連携したい場合はこれを使っていただけるとよいのではないか。

東電がこのサービスを今後どれくらいつづけるかは不明だが、これから夏に向けて電力の使用方法についてをみんなで考えていかなければならない我々にとってはまさに必要なデータである。必要と思っていたそのときにこのようなデータが公開されたのは、渡りに船、であろうか。

20110320

LEDランタン - vol.1

計画停電によって夕暮れ時に停電になる事があったけれど、今更ながら灯りのない生活はなかなかに厳しいものです。そこで私もまわりのMakerに倣って、LEDランタンを作ってみました。



手元にあったIKEAの調味料瓶(4コセットで200円くらい?)―買ったものの使い勝手が今ひとつのため廃棄処分寸前―がハウジングの大きさとしてちょうど良さそうだったので、これを流用することにした。開け閉めできるフタの部分を灯火スイッチにすれば、電池も無駄にならないし、本来から備わっている「開け閉め」という動作をそのまま引き継いでモードの変更ができる。

構成部品は3Vのボタン電池、電池のケーシング、LED(超高輝度LED25000mcd)、LED拡散キャップ、錫メッキ線、IKEA調味料ボトル、ティッシュ、以上である。

LEDの光は直進性が強いので、拡散キャップを付けるが、それでもまだグレアが厳しいので、くしゃくしゃに丸めたティッシュペーパーを瓶に入れてソフトな光になるよう調節する。

テーブルに置けば手元の灯りに、キャップ部分を下にして置けば部屋全体を照らす拡散光、手に持って歩けば懐中電灯として、一台三役なかなかの優れものとなった。今度のMakeで売ってみようかしら?