建築系におけるArduino利用計画としての「Archiduino Project」。
今回も自分の備忘録的な内容ですが、私が普段よく利用しているセンサ類の一覧と、参考にさせてもらっているウェブサイトのご紹介です。まずはセンサ機器について。
★温度/温湿度センサ
・Sensirion
1チップ温度・湿度センサ(SHT-11):3,000円とちょっと高いが、実装は比較的簡単。デジタルI/O pinに接続。
・National Semiconductor
高精度IC温度センサ LM60BIZ:マイナス側の温度まで測れる。100円で安く、実装も簡単。
・National Semiconductor
高精度IC温度センサ LM35DZ:上記とほぼ同様。こちらも非常にお安い。
★照度センサ
・浜松ホトニクス
フォトICダイオードS9648-100:1,000lx程度、つまり照明下の屋内程度まで計測可能。
★距離センサ
・Sharp 測距モジュール
GP2Y0A21YK:80センチまでの短距離型。秋月だと400円だけど、千石で売っている浅草ギ研のものはやけに高かった気がする。
・Sharp 測距モジュール
GP2Y0A02YK:150センチまでの中距離型。
・Sharp 測距モジュール
GP2Y0A710K:100-550センチまでの長距離型。ちょっと値段が張る。
★電流センサ
・galileo7 Wattmeter Shield:現在販売中止中(?)。クランプ型の電流センサで電力の簡易計測。
・秋月電子
ブリッジダイオードDIP型 DF06M:ブリッジダイオード。7個入り100円。
・U-RD
超小型クランプ式交流電流センサ(φ10/80Arms):電流センサ。1つ1,500円くらいと言うのはちょっとお高いな。
・秋月電子
電解コンデンサ 220uF 25V:20円。
★風向・風速・雨量センサ
・Sparkfun
Weather Meters:ちょっと大きいですが、風向・風速・雨量センサとして安価に入手できます。
70ドルくらいですが、関税や送料などいろいろかかって1万円弱くらいになります。ストロベリーリナックスで7,350円で販売しています。
★無線通信(XBeeチップ)
・Digi
XBee無線モジュール・チップアンテナ型:もっとも標準的なXBeeチップ。2,730円。
・Digi
XBee無線モジュール・ワイヤアンテナ型:ワイヤアンテナ付きのXBeeチップ。2,840円。ワイヤアンテナの意味があまりよくわからない。
・Digi
XBee Pro無線モジュール・チップアンテナ型:長距離を飛ばすならこちら。4,200円とちょっとお高い。
★圧電スピーカ
・秋月電子
圧電スピーカー(圧電サウンダ)SPT08:エラー報知用のブザーとして。もっと小型のものもありますが。
続いて、Arduinoの自作基盤製作に必要な部品などについて。
★Archiduino自作基板用部品
・秋月電子
低損失三端子レギュレーター5V500mA TA48M05F:AC電源からの入力電圧の調整に必要。5Vを出力。100円。
・秋月電子
低損失三端子レギュレーター3.3V500mA TA48M033F:上記で得られた5Vを更に3.3Vに変換。XBeeチップの作動に使用する。100円。
・秋月電子
水晶発振子 16MHz:16MHzの発振に必要。10個入り500円。
・秋月電子
絶縁型ラジアルリードタイプ積層セラミックコンデンサー 0.1μF 50V:主にバイパスコンデンサとして使用。10個入り100円。
・ATMEL AVRマイコン
ATmega328P-PU:Arduinoの心臓部。250円。
・Digiインターナショナル
XBeeチップ:出力の弱いもの(短距離型)と強いもの(長距離型)とがあるため、設置状況に応じて選ぶこと。2,730円~
・スイッチサイエンス
XBeeピッチ変換基板とソケットのセット:2mmピッチのXBeeチップを2.54mmピッチに変換するためのゲタ。1セット500円というのはちょっと足元を見られている気がするが・・・
・秋月電子
カーボン抵抗(1/4W 4.7Ω):抵抗。100本100円。
・秋月電子
スイッチングACアダプター9V1.3A 内径2.1mm NP-12-US0913:Arduinoの電源として。750円はちょっと高いなぁ。
・秋月電子
2.1mm 標準DCジャック 内径2.1mm 外径5.5mm:ACアダプタから電源を受けるためのDCジャック。4個入り250円。
・秋月電子
ピンソケット(1×14pin):アナログ/デジタルの入出力端子用。50円×2点。
・秋月電子
ブレッドボード EIC-801:一番小さいというわけではないけれど、これで「Archiduino」のほぼ最小構成が可能。250円。
・秋月電子
両面ガラスユニバーサル基板:2.54ミリピッチのユニバーサル基板。60円。
上記の部品を使いながらひとそろいのArchiduino自作基盤を作成しようとすると、ブレッドボード(250円)+3端子レギュレータ2種類(200円)+発振子(100円)+ATmega328p(250円)+抵抗(100円)+セラミックコンデンサ(100円)+ACアダプタ(750円)+DCジャック(250円)+XBeeチップ(2,730円)+XBee変換基板(500円)≒5,000円といったところか。XBee関係を積むと飛躍的に高くなる。ACアダプタ、XBee関係を抜くとちょうど1,000円。10個単位で作ろうとすると、1個あたり約800円。まだちょっと値が張るな。
お次は部品・センサ類の販売店ウェブサイト。
★国内
・
秋月電子
・
千石電商
・
スイッチサイエンス
・
galileo7
・
ストロベリーリナックス
★海外
・
Adafruit Industries
・
Seeed Studio Depot
・
Liquid Ware
・
SparkFun
最後に、参考にさせてもらっているブログなど。敬称略。
・
建築農業工作ゼミ
・
建築発明工作ゼミ
・
なんでも作っちゃう、かも。
随時加筆していきます。